講師 直井 宗順 (なおい そうじゅん)
淡交会神戸第一支部幹事
神戸海星女子学院大学 茶道部講師
(略歴)
1960年神戸市生まれ
兵庫県立御影高等学校・大阪教育大学卒
1983年谷池宗代先生(名誉師範)に入門
2011年教授資格の取得 「茶道文化検定 1級」認定
ー ご挨拶 ー
茶の湯の楽しみを知り、現代に通じる利休居士の教えを通して、立ち居振る舞いや礼儀作法を学んでみませんか。
茶道の稽古とは、点前(お茶の立て方・もてなし方)の手順を学ぶだけのものではありません。点前の稽古を通して、美しい所作を作り上げるものでもあります。
また、茶道では、さりげない気遣いを大切にします。四季折々の点前があり、そこで花を活け、香を焚き、一期一会の相手を思いやる心を育みます。そして、延いては一人の人間として人間力(基礎的素養・コミュニケーション力・言葉遣い)を養って行きます。
茶道は、総合芸術ともいえます。書や絵図の掛軸、茶碗、花、菓子、懐石料理、和服などには、それぞれに作られた来歴や歴史的な背景がありますので、これらに触れることで、日本の伝統文化への造詣を深めて参ります。
これらのこと踏まえて、楽しい教室作りを心がけて参りたいと思っております。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
ー 庵号について ー
「惇花」の惇とは「真に誠実である」という意味です。そして、花を人にたとえることで「誠実な人でありたい」「誠実な人を育てたい」という思いを庵号といたしました。なお、惇の字の音読みは「ジュン」または「トン」が一般的ですが、「シュン」と濁らずに読んでいます。
公開 2014年10月5日 から